Fateシリーズのコアは衛宮士郎と遠坂凛の物語である

公開日:  最終更新日:2015/11/13

スマホゲームの「Fate/Grand Order」が流行っているようですが、私にとってFateと言えば衛宮士郎と遠坂凛の物語です。彼らが登場しない「Fate/Grand Order」にはいさかかの不満を感じています。

確かに物語はアップデートしていくものです。いつまでも旧キャラが居座るような世界はガラパゴス化していくようなもので、あまり好ましくないのかもしれません。新しさを付与することのできなくなったコンテンツは、ゲームであれアニメであれ何であれ、衰退化を免れないものなのでしょう。

しかし、「Fate/Grand Order」にかぎっては、私はこう問いたい。衛宮士郎と遠坂凛の存在こそがFateシリーズのコアであって、彼らは取り替え不可能なキャラクターではなかったのかと。Fateという名称を冠しさえすれば、何でもFateになるというわけではありません。

むしろ、衛宮士郎と遠坂凛というキャラクターの生き様を描くことによって立ち上がってきたものこそがFateだったはずです。「Fate/Grand Order」の制作陣による新しい試みを否定するつもりはありませんが、私はFateシリーズの将来に小さくな不安を感じています。

先日、TVアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」が感動の最終回を迎えました。衛宮士郎と遠坂凛の物語にひとまずの終止符が打たれたわけです。ここに及んで、いまだに衛宮士郎と遠坂凛の物語を再開せよと主張する私のようなFate原理主義者は、一つの物語が終焉したことを認めることのできない哀れな懐古主義者であると言えるかもしれません。

おそらくそうなのでしょう。しかし、そんな愚か者が私一人ではないと確信があるからこそ、私は声を大にして主張するのです。従来からのFateファンであるならば、その多くの人が「Fateは衛宮士郎と遠坂凛の物語である」と言う私の意見に賛同してくれると思っています。

実際、ネットのあちこちで、新作Fateに衛宮士郎と遠坂凛が不在であることを嘆く声が散見されます。いつか、これらの声が木霊となって、製作者の心に届くことを祈ります。「Fate/Grand Order」はとても良くできたゲームで、私も毎日のように楽しくプレイしています。

しかし、Fateが衛宮士郎と遠坂凛に回帰しないかぎり、FateファンがFateから離れていってしまうのではないかと私は危惧せずにはいられません。

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